虚空乃蔵
― こくうのくら −




日本で一番大きな蔵の日本で一番小さな蔵??


この度、不思議なご縁がございまして、麦焼酎「いいちこ」さんの特約店になりました。
何故、地酒を主にする酒屋が、日本一の石高を誇る本格焼酎蔵と取引なんてことに
なるんだと驚かれる方もおありでしょうが、実はひょんなことからはじまり、そして
今後焼酎を販売する上で、自分の無知無学を露呈してしまうんじゃないかという
そういったレベルの世界がそこにあったから・・・。

『虚空乃蔵』、ご存知「いいちこ」の三和酒類の商品開発の研究所であります。
もう何年か前に、西吉田酒造の若社長が「『いいちこさん』は凄い技術とノウハウを
持っている。いいちこさんに当社の原料酒を買っていただくのは当社の誇りです。」
と語っていたことが、私の記憶に深く留まっていた。私の中では、失礼な話だが、
昔、問屋のセールスに聞いた「『いいちこ』は砂糖が入っているから甘い」という
話で間違った先入観が植えつけられた。しかし、今回の蔵訪問で、たかがレギュラーと
思われがちだが、全麹、樫樽貯蔵、古酒・・・等のブレンドが使われ、お湯などに
負けない伸びの良い味わいを造り出していることに驚きました。そして価格リーダーと
いえる蔵元が、大量生産に支えられレギュラーとして売っている面も驚きました。

そして、その中で、最先端の技術力を持つ研究所が日々の醸造試験を繰り返し
商品化につなげたものを、この虚空乃蔵で生産。全国で僅かな特約店制度を設けて
販売してます。その特約店も蔵元の営業さんが先入観なしの秘密裏に全国の酒屋さんを
回り(今までに1000軒以上)、営業さんの御眼鏡にかなった酒販店を蔵に招き、そこで
お話をするという形で特約店を作っているそうで、生産石高も僅かなので、地元大分でも
1軒、全国でも10軒余だそうです。どうしてウチが????



 
この下からいいちこの仕込水が・・・ 
  
何層もの天然ろ過を経て、蔵元が
使用する仕込水が地中より現れます
水は地下300メートルの水脈から
汲みあげる清冽な水。


何層ものろ過を経て地上に 




醸造タンク
 醸造試験場にて、研究された本格焼酎が
この虚空乃蔵内の醸造施設で、本格的に製造
  されます。最小で試験管レベルの蒸留から、
 研究所内の小型製造施設、そして虚空乃蔵へ

この蔵で造られる本格焼酎の数量は、代表銘柄
『いいちこ』の何千分の1では、ないでしょうか?
                          

蒸留器



 
 『杜翁』のもろみの様子   
訪問時、ちょうど、「杜翁」の仕込中でした。
三和酒類が、蔵直販売でなく、特約店制を
設けて、世に問う自信作です。
ネット販売禁止商材ですので、是非、
ご来店して試飲してください。お湯割りは
最高に旨いですよ・・・。
   

 黒麹麦焼酎『杜翁』


※一部写真を虚空乃蔵 酒蔵日記(http://kokura.cocolog-nifty.com/)より、転用させて頂いてます。
何せ、内部写真は写真撮影禁止ですから。



黒麹麦焼酎『杜翁』について