豊永酒造(熊本)


蔵元名 豊永酒造合名会社 製造品目 米焼酎
住所 熊本県球磨郡湯前町老神1873
代表銘柄 豊永蔵、完囲い、錦をかざる、ゆ乃鶴    



 私が初めて“米焼酎のメッカ”球磨地方に、足を踏み入れたのは平成13年の1月のことでした。日南市の古澤醸造さんを
訪れたその日、都城経由で高速道を人吉まで北上。さらに県道219号を宮崎の県境に向かってくま川鉄道沿いにはしる。
人吉では気付かなかったが、山に向かって走っていくと電信棒には、米焼酎の広告の看板が増え、途中の町並みには、
焼酎の蔵元が増え、大変ににぎやかである。さて、くま川鉄道も終点の湯前に着くと、もうこの豊永酒造さんより上には
焼酎蔵はありません。私は、湯前に着き、蔵元さんを探すも一向に見つからず周りをぐるぐると回ってました。雑誌で見た
煙突を見つけるも都鶴と書いてある。「何処だ、何処なんだ」と探しまわるも見つからず。通り筋にあるGSで尋ねてみると
目と鼻の先であるのにビックリしてしまいました。着いてみると確かに蒸気の煙があがっていた。早速に挨拶にあがると、
「今日は来客があるので、ご遠慮ください。」と言われ、名刺だけおいて次回は、「連絡の上、行きますのでよろしくお願い
いたします。」と都城に帰ったものです。アポなしでしたから仕方ない。

 しばらくして、何度か、蔵にお伺うようになって、田植えの体験などもさせて頂き、ずい分長い付き合いが続き、現在の
お取引になったわけです。
 それでは、その過程の蔵訪問の様子のご紹介を省かせていただいて、平成17年3月のお話をいたします。

 前日、宮崎の落合酒造の社長と午前様。いつものように眠気眼のまま、朝6時食事も取らずに高速に飛び乗った。
人吉から信号の無い広域農道を流れについて午前8時前に蔵元に着いた。もう慣れたもので邪魔にならないところに
駐車して、事務所にご挨拶、久々の再会である。しばし歓談の後に、いつものように蔵の中に案内される。杜氏の弓削田君、
中村君、杉浦君に挨拶した後に、いつものように麹の造りを見せてもらおうとしたところ、弓削田君に「久野さんもやって
みます!」と声をかけられた。はじめての蒸し米を手でほぐす作業、蒸しあがった米は予想以上に熱い、しかしほぐして適温
まで冷やさなきゃいけない。頑張らなきゃとほぐしてはゴリゴリと米との格闘です。



浸漬させたお米を蒸し器へ


熱効率を考えて中央を空ける


一気に蒸しあげます


蒸気を扇風機でとばします

蒸しあがりました

米をほぐして一輪車へ

2次仕込です

中村君がかい棒にて混ぜます

ボコボコ元気ですね

少し酵母を混ぜほぐします。

神宿る石室には2人で搬入

いよいよ麹造りです。

4人で丹念に種付けします

温度が下がらないように布団を

弓削田君、割り水作業中

新しい石室を作ってました


 昼食を豊永さんと一緒に取った後に、豊永さんから船井総研の会長が、球磨地方にイヤシロチ探訪に来られた時、
ここに万物が蘇生する場所、人、動物、植物が癒される土地と選んだところをご案内してました。それにしても山に登って
いくと田んぼの中に大きな岩がごろごろしてるのには驚きましたね。舟の形をした舟石を見せていただき、球磨川の源流が
ある市房山へ樹齢800年から1000年の大木が大きな気を放っている。私は、源流にうごめく小さな影にドキッ。釣竿何処?
 





地酒や 大豐榮 「蔵元訪問」へ

jizakeya daihouei