|
 |
《基本編》 |
| 1.「焼酎」って何だい? |
蒸留酒のことです。
|
| 2.「乙類焼酎」と「甲類焼酎」の違いとは? |
「甲類」は連続蒸留法によって生成された無味無臭のもの。ブドウ糖などから
も造られる。癖が無いためにホワイトリカーと言われ、梅酒などにも用いられる。
「乙類」は、別名「本格焼酎」とも言われ、穀物を原料にして造られるため、蒸留後に
原材料の微量成分が残り、香りや味が反映される。
「甲」、「乙」と差別されているのは、「乙」が旧来からの単式蒸留器を使用しているのに対して
「甲」が明治に輸入された連続式蒸留器を使用しているため。最新式が良とされたため。
|
| 3.「本格焼酎」って何ですか? |
「乙類焼酎」のこと(※上に記載)
|
| 4.「減圧蒸留」と「常圧蒸留」の違い? |
蒸留機の違いで、簡単に言えば、常圧が普通の鍋、減圧が圧力鍋と思ってください。
常圧が、素材の全ての特徴をしっかりだして、味わい深いものができるのに対して
減圧は、低温で沸騰するために、香りが強く、上品で軽い味わいのものができる。
|
| 5.ビン開封後、早く飲まないと酸化するの? |
日本酒と違い、蒸留酒である焼酎には酸は含まれません。と言うのも黒麹・白麹と
いったクエン酸を含む(蒸留後に消える)カビ菌を使って造られてます。
酸化はしませんが、開封を繰り返すと香りは抜けます。
|
| 6.買ってきたら、寝かせば、寝かすほど、おいしくなるの? |
一概には、言えませんが、香りの強い芋焼酎は、瓶詰め後、3年位が限界らしいです。
米・麦はおいしくなるといわれます。
|
| 7.「麹(こうじ)」って何? |
蒸かした米、麦、他にカビ菌を植え付け、発酵させたもの。
|
| 8.「手造り」って何? |
三角棚(機械)、自動麹製造機を使わないこと。麹室にて人の手によって麹をつくること。
|
| 9.「甕仕込」って何? |
焼酎の仕込みに、甕(国産・大陸産)を使用すること。1次仕込み(水麹)だけでも良い。
より味わい深いものができるとされる。
|
| 10.「フーゼル油」って何? |
蒸留の際出る油成分のこと。元の原材料の特徴が一番出る。旨み部分とも言うが、
そのまま、入れると焼酎の劣化につながるので、処理法が難しい。味をとるか・・・。
|
| 11.黄金色の焼酎って何? |
焼酎には着色料の使用が禁止されてます。ただ、樫やワイン樽に貯蔵することによって、
色や香りを付けるのは問題ありません。
|
| 12.砂糖が入ってるみたい? |
最近は、入れないで、甘みを出すのが技術とばかりにされてますが、基本的に全体の2%
まで、入れてもOKです。それを超えるとリキュールになります。
では、「何故に砂糖を入れてもいいのか?」と言いますと歴史的な話になります。
土壌が豊かで無かった南九州では、良質な米が取れなかったことと高温のため、栄養価の
高い日本酒造りに向かなかった。焼酎は酔うためのものであったが、その性質上、当時の
重労働に耐えるカロリーが補えなかった。そこで砂糖を混ぜて飲んでいた。これが起源らしい。
|
| 13.「黒糖」ってラム酒じゃないの? |
サトウキビは、穀物ではないので、本来ならリキュール類。但し、奄美諸島のみ、米麹を
使用することによって生産される物は焼酎として認められる。戦前、鹿児島から芋を送られ
芋焼酎を造っていたのだが、戦争中の物資が不足し、芋の入荷が無くなり、止む無く島内に
ある豊富なサトウキビで焼酎を造っていたという歴史的背景がある。
|
| 14.720mlよりも900mlが値段が高いのっておかしいよね? |
900mlは汎用ビンを使用しているのに対して、720mlは各蔵で特別に仕入れている。
「飲むための物」と「送り物」という考えがあるようだ。焼酎の値段より、ビンの値段の方が
高いそうです。
|
| 15.最近の芋焼酎って「臭くない」聞くけど? |
蒸留技術の向上とか、直火でなく蒸気で蒸し上げるので「こげ臭」が減ったと言われるが、
一番の原因は、芋の鮮度の良さ。保存の技術が格段と進歩したことが挙げられる。
以前は、腐った芋を使っていたことも珍しくなかったそうだ。造る前から臭かったそうです。
|
| 16.「古酒表示」につきまして教えて? |
今は100%、まじりっけなしじゃないと年数表示はできません。
|
| 17.日本酒蔵の焼酎って? |
ある一定の生産石数がある蔵元が、日本酒を造った時にできる副産物(酒粕・米粉)を
利用した焼酎の製造が許されています。
|
|
|